2020年度第1回勉強会(オンライン)開催のお知らせ
新型コロナウィルス感染症収束の見通しが未だ見えない中,学会員の皆様におかれましては不安な日々を送られていることと存じます。
日常生活や多くの文化的活動が制限される中,臨床美術もその影響を色濃く受けております。しかしながら,このような時にこそ,創造的活動とコミュニケーションによりQOL(生活の質)を高める精神的活動の重要性を再認識し,本学会では,2020年度の活動をオンラインにより開催することにいたしました。その第1歩として,下記第1回勉強会を企画いたしましたので,奮ってご参加いただけますようお願いいたします。
日 時 | 2020年9月20日(日)14:00~16:00 |
会 場 | WEB会議システム(ZOOM)による開催 参加登録後、事務局よりURLをメールにてお知らせいたします。 |
参加資格 | 臨床美術学会会員・日本臨床美術協会会員のみ参加可能です。 非会員の方は、臨床美術学会または日本臨床美術協会にご入会ください。 |
参加費 | 臨床美術学会会員:無料 一般、日本臨床美術協会会員:2,000円 |
演 題 | 『対話型鑑賞会~絵を見る視点、伝える要点』 |
講 師 | 河合 規仁 先生 (東北福祉大学教授) |
申込方法:定員は先着30名とさせていただきます。
下記ボタンから登録して下さい。
8/18:大変申し訳ございませんが、定員に達したため申し込みを締め切らせていただきました。
多くの方にお申込みいただきまして、誠にありがとうございました。
●講座内容
作品はいわゆる一つの現象といえます。
その現象には、誰でも同じように認識することのできる「事実」があります。でも、しっかりとし観察しなければ見落としてしまうこともあります。
そして、「事実」から、見る人によって様々な「解釈」が生まれます。
現象の様々な要素から「感受」するものは、見る人の人生がそれぞれであるように見方も人それぞれ異なります。
作品鑑賞において、美術制作時にも共通する美術的視点というのもがあります。
今回、その視点について再確認するとともに、感じたこと、思ったこと、考えたことを言語化し、他者へ伝達する際の要点についてのレクチャーを通じ、鑑賞会の意義を再確認できればと思います。
講座の最初に簡単な制作を行います。その作品をもとに鑑賞会のワークを行います。
●事前に各自で準備していただきたいもの
画用紙(32切)、オイルパステル,割り箸ペン
●参加方法
勉強会は,インターネット上で,web会議システムZoomを使って実施します(参照:https://zoom.us)。PCやタブレットPCなどの機器,インターネット接続環境のご準備を各自で行える方のみのご参加とさせていただきます。カメラ、マイク機能等も予めご確認ください(PCやタブレットPCに内蔵されていれば大丈夫です)。
●講師プロフィール
河合規仁
東京芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修士課程 修了
1992年より、芸術造形研究所に勤務。子供造形教室及び絵画教室講師を務める。
1993年より個展、グループ展多数開催
1998年より、臨床美術士として主に認知症高齢者、不登校児童、
地方自治体の認知症予防講座を担当
現在、画家、東北福祉大学教育学部教育学科教授、
日本臨床美術協会会員(臨床美術士1級)、
臨床美術学会・日本臨床美術協会理事、独立美術協会準会員
また、今後の臨床美術学会の活動につきまして、下記2つのオンライン行事を企画しております。
開催に関する詳細情報および参加申し込みは改めてお知らせいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
①特別講演会(2020年度第2回勉強会)(オンライン開催) |
②オンラインシンポジウム(オンライン開催) |
臨床美術学会事務局
〒251-0047 神奈川県藤沢市辻堂1-9-3 ShonanEminence3階
TEL:050-6861-7227/FAX:050-3537-8633(電話受付 平日/9:30~18:00)
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