2021年度 臨床美術学会 第1回勉強会
日 時 | 2021年6月13日(日)10:30~12:30 |
会 場 | WEB会議システム(ZOOM)による開催 参加登録後、事務局よりURLと資料をメールにてお知らせいたします。 |
参加資格 | 臨床美術学会会員・一般 |
参加費 | ◉臨床美術学会会員:無料 ◉一般、日本臨床美術協会会員:2,200円(税込) |
演 題 | 「臨床美術研究のすすめ ステップ1実践報告のまとめ方」 |
講 師 | 保坂 遊 先生 (彫刻家/東京家政大学教授) |
申込方法:下記ボタンから登録して下さい。
申込締切:2021年6月3日(木)
●講座内容
臨床美術は現在、多様なニーズのもと様々な対象者に対して実践されています。参加者の創作活動に対する集中力や生き生きした姿、またその効果については、それぞれの臨床美術士が実体験として十分に実感されていると思います。これまでに、これらの客観的な根拠に基づく検証について様々な研究が報告されていますが、高次な創造的精神活動として性質を持つ美術の効果を実証するためにはまだまだ十分な蓄積とは言えません。
臨床美術士一人一人がそれぞれの実践から得た知見を研究報告や実践報告としてまとめ、内外に発表することができれば、臨床美術の効果を実証するより多くの根拠となることでしょう。本講座では、臨床美術をどのような目的で対象へ実施し、どのような効果を得るために適切な検証方法を用いて考察し、実践報告とすれば良いか、その第1歩として、基本的な研究デザインの構成方法について皆様と一緒に考えていきたいと思います。
●講師プロフィール
保坂 遊
彫刻家/東京家政大学子ども学部子ども支援学科教授/臨床美術士1級
臨床美術学会・日本臨床美術協会理事
日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業
東北福祉大学大学院総合福祉学研究科修士課程修了(社会福祉学)
職歴
1997年 芸術造形研究所講師
2003年 沖縄での臨床美術の普及のため、芸術造形研究所沖縄校の責任者として赴任
2004年 仙台SWCウェルネスコンソーシアム研究員 認知症ケア学会にて石崎賞受賞
2005年 東北福祉大学特任講師
2006年 聖和学園短期大学講師 (2009〜 准教授)
2014年 東京家政大学子ども学部子ども支援学科准教授 (2020年〜 教授)
科学研究費補助事業関連
2011-2013年度 基盤研究C
「乳幼児(3歳未満児)に対する臨床美術を導入した造形表現カリキュラムの構築」
2015-2017年度 基盤研究C
「多職種協働による芸術保育を主軸とした日常保育実践モデルの開発」
2020-2022年度 基盤研究C
「発達支援プログラムとしての美術表現活動の確立へ向けた脳内ネットワークの解析」
●参加方法
勉強会は、インターネット上で、web会議システムZoomを使って実施します(参照:https://zoom.us)。PCやタブレットPCなどの機器、インターネット接続環境のご準備を各自で行える方のみのご参加とさせていただきます。カメラ、マイク機能等も予めご確認ください(PCやタブレットPCに内蔵されていれば大丈夫です)。
●キャンセルポリシー
講座の締切日の翌日~講座前日までに参加をキャンセルされた場合、教材等準備や事務手続きの都合上、受講料の30%をキャンセル料として頂きます。尚、講座当日欠席された場合は、受講料の返金はいたしかねます。その場合は、配布資料をお渡しいたします。
臨床美術学会事務局
〒251-0047 神奈川県藤沢市辻堂1-9-3 ShonanEminence3階
TEL:050-6861-7227/FAX:050-3537-8633(電話受付 平日/9:30~18:00)
E-mail: gakkai@arttherapy.gr.jp